
放置していたので、人参の花が咲いている。
白い小花が、たくさん集まった、クッションのような状態。
とても可憐です。
野菜も、
食べる事だけではなくて、
その成長過程を、じっくり、のんびり、
眺めるというスタンスも、
時には大事なのかも知れない。
白い人参の花には、
時折、蟻が、たくさん集まっています。
人参の花の、人間には分からない、
蟻に好まれる成分があるのだと思います。
白といっても、
色んな感じの白があります。
人参の花の、白い色は、
カッテージ・チーズとかリコッタ・チーズ、
生のモッツアレラ・チーズ、
そういう類の白に近い感じがします。
野菜の花は、
花がメインの植物とは違った気配を醸し出しています。
どんな種類の野菜を作っても、
いつも必然的に、花の咲く段階まで放置します。
実ばかりに着目するのは、植物にも申し訳ない感じもします。
そして、美味しい野菜だと、
一体、どんな花姿なんだろか、と気になります。
意外と地味だったり、
予想外に派手だったり、
なかなか見る機会のない、食用系の野菜の花は、
奇をてらうこともなく、堂々と、そして、のんびり可憐に咲きます。
それは、
何となく、ノーメイクの女優さんみたいな感じ。
とても、堂々としてる。
イタリアン・パセリの花も、爽快な花姿で大好きです。
今は、種になる時期です。
丁度、これから、
ミントなど、ハーブの花が咲いてきます。
花より団子というけれど、
私は、
花も団子も、大切にしたいです。
巨大な団子みたいな花を咲かせて、
道行く人を常にびっくりさせていたアーティ・チョークは、
今、もう茶色に変色し、
種をはぐくんでいる時期です。
雨が降る前に、
ちゃんと採って、
大切な次の生命として、種を保存します。
アーティ・チョークも色んな花色がありますが、
私は、パープル、青みがかった紫が好きです。
来年も、綺麗な色を、
畑で眺めたいと思います。
。。。
ルーの種や、まだ蒔いていない種があります。
あまりにも暑すぎるので、発芽率も悪いです。
バジルだけが律儀に発芽してくれます。
明日は、また、バジルの種を蒔きます。
いつ蒔いても、元気に、すぐに発芽してくれます。
。。。
タイムは意外とデリケートです。
なかなか発芽してくれませんでした。
秋に新芽がたくさん出るらしいので、
今は、あまり切らないでおきます。
タイムの香りは、
本当に、素敵です。
バジル、タイム、ローズマリー、ミント、ベルガモット、レモンバーム、
。。。
だんだんと、ハーブの種類も増えてきました。
やはり、ハーブは、種から育てる方が良いと思う。
発芽から成長段階をじっくり眺めつつ、
それぞれのハーブの性格を考えながら、
一緒に過ごす日々は、
とても有意義です。
。。。
食べた後、ばら蒔いた種から発芽したパパイア。
ものすごく元気に育っています。
こんなにたくさんの小さな苗。
どこに植えたら良いのだろう。。。
。。。
今の、一番の課題。
パパイアをどこに植え出すか。
今のうちに考えないと、
寒い冬になってからでは遅い。
う~ん。